米株・米ETF・外貨MMFすべて引き揚げます

米株などはすべて売却

手持ちの株で少数だけどアメリカの株(フィリップモリス等)とETF、そして一時的なドルの置き場として活用していた外貨MMFもすべて引き揚げることにしました。

米株の有利なところ

最近は、米株が以前よりも注目されて、本屋に行っても米株の本が増えてきました。
確かに、日本株みたいに簡単に減配しなさそうだし、株式市場の規模も日本とは比べ物になりません。
配当金も年に4回あり、しかも振込まで約1か月ほどです。
日本は3月に権利確定しても、配当金が振り込まれるのは3か月後の6月。
大量に資金を運用している方は、この配当金の振込の期間が短いほど、資金を回転させることが出来、有利です。

米株売却の一番の理由

私が米株等を引き揚げようと思った一番の理由は、
『私が死んだとき、きっと家族は米株に気づかないか、気づいたとしても売却や円転の仕組みをすぐに理解できるかわからない。』と思ったからです。
私はSBI証券を利用しており、まずは住信SBIネット銀行で外貨預金し、円をドルに換え、為替手数料を4銭にして外貨に換えていました。
そして配当金はドルで受け取り、
売却は外貨決済、
そして、SBI証券の外国証券口座から住信SBIネット銀行の外貨預金口座に手数料無料で移し替え、
外貨預金を解約して(売却して)円に換えます。そのときの為替手数料は4銭と安いです。

でも、今はいいですが、
自分が若年性認知症にでもなったら、こんな取引、できません。
メモしてても。

その他にも、
分散による管理が面倒なこと、
税金の仕組みが複雑なこと、
株高・株安・円高・円安で儲けと損が把握しにくいこと、
情報が日本株より伝わりにくいこと、
等、挙げればきりがありません。

要は、株式投資や資産運用をシンプルにしておこうと思いました。
人間、いつ死ぬかわかりません。
家族が気づかなかったら最悪です。

円安の今だからこそ売却


円安のタイミングも後押ししました。
自分が円をドルに換えた時より、今は円が安いので、株高も手伝い、利益が出る時期だと判断しました。
あとは、欲張らずに、プラスになったタイミングで粛々と円転をしていきます。

米株はイデコ1本でいきます。これがあれば十分です。